防水と防滴ってどういう区分!?

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じめじめとした蒸し暑い梅雨は過ぎましたが、
突発的な集中豪雨や、台風18号もまた新たに発生していたり安定しない天候が続いていますね。


自転車・バイク・徒歩で通勤通学をされている方にとって雨はスマホなど機器製品の大敵だと思います。

最近のスマホは防水が当たり前になっていますが
防水・防滴の違いはご存じですか?

簡単に言うと・・

防水→水の中に入れても大丈夫なもの

防滴→少しくらい水がかかっても大丈夫なもの

です。


防水機能はJIS規格で定められたもので

IP0 水の侵入に対して保護されていない
IP1 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
IP2 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP3 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
IP4 いかなる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない
IP5 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP6 いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
IP7 規程の圧力、時間で水中に沈めても水が浸入しない
IP8 水面下での使用が可能

に従って明記されています。

防滴は等級1~2と定められているのですが
「防水」はどこの等級に値するのかは明確にされていません。

数年前、海に遊びに行った際に海の中にスマホを落としてしまいまして、

まさにこの状況です。
iphone5sだったのですが、すぐに拾えたのでどこも故障することなく無事でした。

ちなみに現時点で最新のiphone 11が9月11日に発表されましたね。

調べてみるとIP68(最大水深2mで最大30分間)という表記がされていました。

「IP」のあとに続く2ケタの数字のうち第一記号は防塵性能(”ぼうじん”チリが入るのを防ぐこと)の等級を表わし、第二記号は防水等級を表わしています。

防塵に関する等級が「6」で防水に関する等級が「8」ということです。

感覚的に防滴よりは防水の方が勝っているということは分かりますが
IP4以上のものは防水と表記してもいいようになっているそうです。
間違っても防水だからといって水洗いなどしてはいけません。

色々と書きましたが、防水という表記はあまり信じない方がよさそうですね。
今使っているiphone xはIP6~8だからと安心せずに水気には気をつけようと思います(^_-)


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