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新興住宅地の管理人「近所のマンションで不法侵入があったみたいで、セキュリティ強化したいんだけど、どこにお金をかければいいのかな?」
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こういった疑問にお答えいたします。
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☑本記事の内容
- 防犯=防犯カメラではない件
- マンションの防犯には防犯カメラとセンサーが有効な件
- 防犯カメラ+センサーの未来予想図
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※本記事は3分ほどで読めるボリュームとなっております。
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防犯=防犯カメラではない件
防犯として防犯カメラを設置することは正しい行動なのは間違いありません。
しかし!それだけで十分かいうとNOなんです。
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これが何故かという話ですが、
防犯=防犯カメラというのが定着していますが、防犯カメラというアイテムの特徴は
・犯罪を抑止する効果がある
・犯罪を映像として録画することができる
という点にあります。
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一見するとこれだけで十分じゃないかと思われるかと思うのですが、
「犯罪を抑止する効果がある」の部分はほかのセキュリティ機器と比べると微弱であるという特徴があるんです。
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具体例を出しますと、
このような形で防犯カメラが付いているとします。
これを見た犯罪者の心理を考えると、
「カメラの死角ならいけるんじゃないか?」となるわけです。
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確かに防犯カメラにも多少の抑止力があります。
付けていることで犯罪を防いだという例も山ほどあります。
現に、ダミーカメラなんてものがあるくらいですからね。
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なので、もう一度言いますが、
防犯は防犯カメラだけで十分というのは半分正解で半分不正解だというのが我々の答えです。
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マンションの防犯には防犯カメラとセンサーが有効な件
では、防犯は何が最適なのかということですが、
これもその人、環境によって変わってきますので、ここでは
「マンションにおける最適な防犯」というものをお伝えします。
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マンションにおける最適な防犯とはなにか?
それは、「入られない防犯」と「死角を作らないこと」です。
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入られない防犯とはなにか?
それは、「センサー」や「威嚇ライト」です。
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さきほど防犯カメラの犯罪抑止力が微弱だとお伝えしましたが、
それを補うアイテムがセンサーになります。
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センサーにもいろいろなタイプがありまして、
窓に取り付けてガラスが破壊された際に警報が鳴るものや、フェンスに取り付けて侵入を試みる人にライトを浴びせるものなど、多種多様にあります。
左:ガラスセンサータイプ
右:フェンスセンサータイプ
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もちろん、やろうと思えば全ての犯罪を防ぐこともできるのですが、
金銭面のことを考えるとセンサー設置が最適ではないかというのが我々の見解です。
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なので、マンションにおける入られない防犯対策は、防犯カメラ+センサーで抑止力と録画をすることとなります。
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防犯カメラ+センサーの未来予想図
マンションにおける防犯最適解は防犯カメラ+センサーであることをお伝えさせて頂きました。
では、それらを設置するとどんな犯罪が防げるのかということですが、
ざっとこれらになります。
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・死角を少なくできるので、犯罪を未然に防ぐ
・ガラス破りを防ぎ、住人の安全を強化
・塀・フェンスを、乗り越えての侵入を諦めさせる
・ピッキングなど、カギの破壊によって侵入を防ぐ
・人目がつかない駐車場や、夜の暗やみでの車荒らしがなくなる
・従業員専用非接触カードなどによる入退管理。夜間の不審者対策
・入出庫の際、通行人への注意喚起
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マンションの防犯を強化することで、住民の安全強化につながるだけでなく、空室対策やブランディング強化になったりするので、最低限のセキュリティは今後必須となってくるかと思われます。
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というわけで今回は以上です。
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今後、防犯に関する意識は世界的に高まっていくことが予想されます。
防犯=防犯カメラというイメージもありますが、
「入られない防犯」が最も必要とされる防犯となります。
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本記事があなたの「入られない防犯」の強化のお力になれれば幸いです。
防犯カメラやセンサーに関する疑問点等ございましたら
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