展示会レポート『VSC2017 in京都』①に引き続き出展企業のご紹介いたします。
ネットワークカメラのフリーズを遠隔で修復
APRESIA System 株式会社
さて、ネットワークカメラでトラブルが起きた時に一番に思い浮かぶ症状はなんでしょう?
レンズにクモの巣・画角が変わった・ピントが合ってないなど色々ありますが、
1番はネットワークカメラが映らなくなった、もしくはフリーズしたという症状だと思います。
そういった場合、今まではネットワークカメラの設置場所に行ってLANケーブルを抜き差しし、再起動をしなければならなかったと。
しかしその製品を使う事により遠隔でパソコンを使って再起動することが可能になり、更に複数台のネットワークカメラを設置している場合であっても対象のネットワークカメラのみを再起動することも可能だというではないですか!
その製品の名前は
インテリジェントスイッチ『ApresiaLightFMシリーズ』
ネットワークカメラを遠方に設置されている場合の方など現地に行く必要がなくなるのと、設置企業からも遠隔でサポートできるのも大きなメリットですね。
一台で全てを録画、360度カメラ
ソニービジネスソリューション株式会社
一際目を惹いた、5メガピクセルのCMOSイメージセンサーを搭載した
360度全方位ドーム型カメラ『SNC-HM662』
CMOSイメージセンサーとはカメラのレンズを通ってきた光を受光する部分のことである。
SONY様はこの部分を自社で製造しており、他社カメラにもSONY製のCMOSイメージセンサーが使われているそう。
360度全方位ドーム型カメラは事務所等の中心に設置することによって、名前の通り360度を高画質で録画することができる。
店舗内の導線確認など現状確認するのにとても便利で、更にまだまだ新しい使い方が発見できそうなネットワークカメラである。
フォーカスが速いネットワークカメラ
キャノンマーケティングジャパン株式会社
光学20倍+デジタル12倍のズームができる、高機能フルHD PTZ モデルの『VB-H43』を始め、小型ネットワークカメラの『VB-S30D』などがあるキャノン。
同社のネットーワークカメラは元々カメラのメーカーだけあって、レンズ部分の機能が高性能で目標物に対してのフォーカスの速度が他社に比べかなり速い。
筆者もフォーカスの速度を体感してきたが、フォーカスしているのを感じさせない程の速さでピントが合っていたのが印象に残っている。
高機能センサーで3役をこなす
株式会社デンソーセールス
『ZONE D』という防犯・業務支援・災害対応と1台3役もできるセンサー、
このセンサーはネットワークカメラと連携することにより、ネットワークカメラだけではできない動きができるのだ。
ZONE Dは上記画像のモニターに出てるようにセンサーが感知している部分が映像として表示される。
そして表示されている映像に希望の場所に線を引き『その線を右から左に横切った時にネットワークカメラでその場所を映し出す』という指示を出すことができるのだ。なので設置場所に合わせて自由度が高く直感的な指示設定をすることができる。
昨今、離設問題が深刻化している介護施設を始め、お店・事務所・駐車場・銀行など多くの場所で活躍する可能性を秘めていそうなセンサーである。
まとめ
展示会は多くの企業様が参加され終始賑わいを見せており、ノベルティもコースター・スマホスタンド・USBメモリなどたくさん頂きました。
今回展示されていた製品を体感し、新たな発見でお客様へ提案できる幅が広がった。
そして遂にAIがネットワークカメラの業界にも進出してきたのを実感した日になり、本当に驚きであった。
多くの物事がAIによって簡略される時代がやってきたのだろう、しかし物事が簡略化されても弊社は1人1人との出会いを更に大切にし、お客様とのお時間も大切にしていき、今後もより良い提案ができるよう精進していこうと思う。
この展示会は本当に実りある物になった。ありがとうございました。