防犯の基本原則(音編)

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みなさん、お盆休みはいかがでしたか?
長期休暇後の仕事は、お正月休みに次いでお盆休み明けに億劫と思う方が多いようです。

私もその一員ですが、気持ちを仕事モードに切り替えて頑張ろう!と自分に言い聞かせています。


みなさんも言い聞かせてみてください。

 

今回は防犯の基本原則③のラストをご紹介します。

 

3つ目の基本となるのが
③音です。

 

空き巣が浸入する出入口として最も多いのが窓。
扉と違って割れさえしたら簡単に侵入できてしまうからだそうです。

 

空き巣対策として最初にしておくべきことが窓の強化ではありますが
もっと手軽にできる方法として”警報音”には侵入者をおっぱらう効果があります。

 

プロの空き巣がビビるほどの音でないと意味がないのでなるべく大音量のものを選びましょう。

 

防犯ブザー
(開放検知型)

窓が少しでも開くと反応するセンサーで衝撃検知型とは違い、実際に窓が開かないと反応しないので誤作動は起こしにくいですが

アラーム側の親機とマグネットが入った子機が離れると警報が鳴る仕組みなので、サッシから離れた場所への取り付けができないというデメリットもあります。

設置したい窓が横引きの方におすすめです。

 

 

(衝撃検知型)

衝撃検知型は、窓に衝撃が加えられると反応するタイプで、金槌やハンマーなどで窓ガラスを割られると反応するようになっています。

風などの揺れで誤作動してしまうことを心配される方は、検知度を調節できるタイプを選ぶことをおすすめします。


ガラスへの衝撃と、解放された場合の両方を検知して音が鳴るタイプです。

 

衝撃検知式の機能も搭載されていることにより、雨や風による誤作動が少ないので家を留守にすることが多い方や、

もともと雨風が強い地域に住んでいらっしゃる方にはもってこいの商品だと思います。

 

 

↑このように、窓に防犯ブザーがついているかどうかというのは、侵入をこころみてアラームが鳴ってから気づくことではなく一目見て防犯がしっかりされている家なのだということが分かります。


それだけで犯行意識の低迷にもつながると思うのでぜひ実行してみてください。


 

 

ところで、、、
泥棒が自ら設計した最上級のセキュリティを持つ茨城の泥棒御殿をご存じですか?

 

 

私も防犯について調べるようになって初めて知ったことなのですが
約22年間にわたって盗みを繰り返し、盗んだお金で建てられた家だそうです。

 

防犯のエキスパート、大学教授が見学に来る、や、盗品でアパートが手狭になり建てたとの噂もあります。

 

足がつくからと盗品は換金せずに自宅に保管していたそう。

自宅捜査に入った捜査員が目にしたのは綺麗にコレクションされた盗品と現金1200万円、宝飾品や金の延べ棒など。
約1000点という膨大な盗品の数に驚きを隠せなったそうです。

 

究極の防犯ハウスの特徴

・鉄筋コンクリート3階建て
・地上三階地下一階
・窓は小窓のみ
・180cmのブロック塀で壁をよじ登ることも不可能
・玄関前に監視カメラ
・玄関ドアには鍵を3つもつける厳重警戒
・ダミーの防犯ステッカー
・人と会わないように徹底された設計

ここまでの防犯をしてしまうと必然的に人間らしい暮らしはできないのが目に見えますね。

侵入・泥棒を繰り返して手に入れたお金で建設された悪行ですが、ここから学べることも少なからずあると思います。

まず、「家を建てるときは窓を小さめにする」「監視カメラはやはりつけておくべき」ということと
一番に「防犯ステッカーはダミーでも効果がある」ということです。

たった500円程で手に入るものなので3週間続けて紹介した中で一番に実行できる安価な対策だと思います。

小さいことから防犯対策をはじめてみてくださいね。


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