本日は、皆さんが意外と知らない、泥棒のことについてお話しようと思います。
皆さん泥棒が好物な家や建物ってどんなものかご存じですか?
「周りから見えにくくて、侵入しやすい」
これが泥棒が好む家や建物ですね。
さて泥棒はどんなところから侵入してくるのかと言うと、こちらをご覧ください。
(H27年 警視庁 データより引用)
一戸建住宅と一般事務所と商店の平成27年の被害の割合ですが、圧倒的に『無締り』と『ガラス破り』が多いですね。
『無締り』に関しては、戸締りさえしっかりしておけば防げることです。皆さん戸締りの確認をしっかりして下さい。
ガラス破りに関しては、こちらの
『防犯で困った方へ』 の記事を参考にして下さい。
泥棒は実際侵入する前に下見をします。
その下見の方法はどんなものかと言うと、
まず泥棒は変装をしています。
サラリーマン風の格好であったり、訪問販売員の格好に変装していたり
作業着の格好に変装をして、梯子を堂々とかけて、家の様子を覗いたり
普段着で住民に扮して歩いていたり
泥棒だとほとんど気付きにくいです。
泥棒はこれらの変装をして入念に下見をして盗みに入ります。
盗みに入る場所の割合はこちらです。
(H27年 警視庁データ 引用)
やはり一戸建が多いです。次いで会社の事務所やマンションなども多いです。
マンションや団地などは、3階以下と4階以上で3倍も発生率が変わります。
マンションの3階以下にお住まいの方は防犯対策を怠らないようにしましょう。
さて、泥棒は下見をすると言いましたが、どんな部分を下見すると思いますか?
こんなところを下見をします。
犬
→ 侵入した際に吠えられたりしない様に、犬のいない家を泥棒は選びます。
洗濯物
→ 家族構成、在宅時間等がわかる情報源となります。
入りやすさ、逃げやすさ
→ 時間をかけずに侵入できて、いざという時に素早く逃げれるかどうかを見ます。
見通しの良さ
→ 見通しが悪い方が近隣の住民に気付かれにくいので、泥棒は見通しの悪い場所を選びます。
室外機
→ 動いていると人がいるというのがわかるので、生活パターンなどの情報になります。
生活パターン、家族構成
→ 泥棒は不在時を狙って侵入するので、多くの情報を得ます。
ホームセキュリティ
→ ホームセキュリティのない所に侵入するためにしっかり事前に確認をします。
窓や扉の鍵
→ 鍵が空けやすいものか、常時開けっ放しになっているかなどを確認します。
通行人
→ 通行人が多いと見つかりやすいので、通行人の少ない所を選びます。
そのほかにも、インターホンを使って確認したり、郵便物を見て、旅行に行っているなどを確認をします。
この様に泥棒は多くの情報を下見によって得ることができます。
上記に注意して、対策をしていくと泥棒に入られる確率はぐんと減るかもしれませんね。
泥棒に入られやすい家は以下の様な家です。
『隣接が近い家』
隣の家の屋根から飛び移ってきたりと侵入経路が確保しやすいです。
『角地の家』
道路二面に面しているため、逃走経路が確保しやすいためです。
『新興住宅』
作業員が多く出入りしており、作業員の格好をして紛れ込んだり、大工の音でガラスの割る音がかき消されたりするので、侵入しやすいです。また、近くに銀行が少ないので、自宅に現金を置いてる方が多いからです。
『線路の近くの家』
電車の音で侵入の音がかき消されたりするので、泥棒には好都合です。
『公園に近い家』
公園に座って、下見をじっくりできるので泥棒にとっては好都合です。
今回は泥棒について色々お話させて頂きましたが、いかがでしたか?
皆さんの知らないことなど多くあったと思います。今からでも遅くはありません、防犯対策をしてみてはいかがでしょうか?
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