防犯カメラの歴史

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みなさんが生まれた年に防犯カメラはありましたか?

防犯カメラが登場したのは1960年代で、当時は監視カメラと呼ばれていたそうです。

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白黒の撮像管を使用した工業用カメラの応用から始まり、工業用カメラであることからITV(Industrial Television)カメラと一部の市場では現在も呼ばれています。


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1970年代に入ると、ようやく監視カメラが導入され始め、1969年にCCDカメラが開発・発表され、

日本でキャッシュディスペンサー(自動現金支払機、ATMの前身で預金の引き出しを無人の窓口で行えるもの)が導入されたことに伴い監視目的のカメラの導入が進みました。

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このころカメラはCCDもファイバースコープレンズもまだまだ実用化されておらず、カメラ本体は比較的大掛かりなものでした。


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そんな監視カメラが本格的に一般化するのは1980年代以降です。

そこに至るまでにはテレビ放送などの技術革新があってこそで、監視カメラの技術は、

映像・通信技術に属する分野なのですが、映像技術を進化させたのは娯楽として映像を楽しむ文化のある米国です。

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銀行や証券会社の窓口以外の商業施設でも導入が進み、複数台のカメラの映像を同時化(例えば4分割して1画面に映す)する機能が出始め、

現在では当たり前の複数の監視カメラ映像を同時に監視するモニタールームで行う大規模システムも導入し始めました。


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1990年代になるとCCDカメラが実用化され、ビデオカメラ自体の低価格化が進みます。

1995年の地下鉄サリン事件を機に電車にも監視カメラが設置され、ピッキングによる空き巣被害の増加によりマンションや個人宅でも監視カメラの導入が一気に進みます。

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VHSデッキに接続して録画ができるタイプのカメラや赤外線でも録画ができるタイプ発売され始めたのもこの頃です。

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さらに1996年にはアクシスコミュニケーションズから世界初のIPカメラが発売されることになります。

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当時は現在のようにブロードバンド環境が整備されておらず、ネットワークサーバーの機能も低かったため、

すぐに普及することはありませんでしたが、遠隔で記録媒体に保存できるというメリットがあるため、

多店舗展開の小売チェーンや工場を多数管理する企業に向けて発展していきます。

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現在の防犯カメラは、個人向けのカメラであっても光ブロードバンド環境と無線Wi-fiの一般化によって無線接続ができるネットワークカメラが一般化になりつつあり、カメラ自体も高画質なものが安価で手に入るような時代です。

個人・法人問わずに防犯としての設置を検討してみてもいいですね!

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